桜の開花と共にノミやマダニの予防開始

桜前線が北上し、宇都宮の市街地のあちらこちらで 桜が開花し始めました。
暖かくなると 様々な寄生虫が動き始めます。当院にも 体にマダニを付けた犬や猫が すでに来院しています。
昨年、マダニによる感染症が 人にも影響して大きな問題になりました。
散歩で草むらに入るのが大好きな犬や猫もいます。草の葉の裏に潜んでいるマダニは なかなか見つけづらく、知らず知らずのうちに犬や猫の被毛に付き家の中にまで運ばれてしまうことがあります。
体表にたどり着いたマダニは吸血し、黒ゴマやスイカの種のようになり、さらにはブドウのようになり 皮膚から落下して産卵します。
食らいついているマダニを引っ張ると、口先が皮膚の中に残り 炎症をおこします。
ペットをノミやダニ用の滴下薬や飲み薬で予防し、ペットだけではなく 飼い主の方も被害にあわないようにしてください。